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2005年 03月 04日
ころばないように気をつけてくださーい。 さて、先日よりブログで面白いことをやろう! と呼びかけていますが、実はわたしもまだ初心者の域を脱していない状態なので、とにかくいろんな試みをやってみて、やりながらいろいろ考えていってみたいと思います。 わたしの仕事柄、おもに美術関係の情報誌がよく届きます。 それで、今回は、その中からanoano的視点で面白そうな展覧会(単にわたしが行ってみたいもの)などを紹介してみることにしました。 でも、実は、わたしは土日も仕事で、ようするにどこへも遊びにゆけない寂しい身の上なので、ここにご紹介する展覧会などへはほとんど行けないかもしれません。それで、想像で楽しんでみる、なんていうますます寂しくなってしまうことをあえてやってみます。 ○「瀧口修造 夢の漂流物」 世田谷美術館 2月5日~4月10日 ご存知の方も多いかもしれませんが、この瀧口修造という人は戦前にいちはやくシュルレアリスムを紹介したことで知られています。第二次大戦後は前衛的な詩人や芸術家、音楽家たちと「実験工房」というグループを結成して現代美術に大きな影響を与えました。そして彼は、ほとんど誰にも理解されなかった若手前衛芸術家を支援して、世に出るきっかけを作った人でもあります。 彼の西落合にあった小さな書斎へは、多くの芸術家たちが訪れ、面白い作品をたくさん残していったようです。それらは瀧口が集めようとして集まったものではなく、浜辺へ漂着した漂流物のようなもの。それらのおよそ700点を展示ということらしい。 行きたい度★★★ ○「チャールズ&レイ・イームズ」展 大丸ミュージアム東京 20世紀のアメリカンデザインに形を与えたといわれる巨匠の展覧会。1997年から世界各国を巡回している過去最大の回顧展で、イギリスでは“この年、ロンドンで最もエキサイティングな展覧会のひとつ”と評されたらしい。科学的思考をそなえた若き建築家、チャールズ・イームズ(1907-78)は、抽象美術家として活動していたレイ・カイザー(1912-88)と結婚。才能あふれた2人が出会ったのがラッキーで、家具、空間構成、映画など広大な分野にわたる共同作品としての“イームズ・デザイン”が生まれたとのことです。 行きたい度★★★★ ○「おたく:人格=空間=都市」展 東京都写真美術館 2月5日~2005年3月13日 去年9月から11月までイタリア・ベネチアで開催された「第9回ベネチア・ビエンナーレ建築展」での日本館の展示は、連日驚きと興奮に包まれ一大センセーションになってしまったらしい。日本館のテーマは「OTAKUが変えた都市空間」。東京・秋葉原を「家電の街」から「オタクの街」へと構造と景観を一変させた「アニメやマンガなどのオタク文化」を、「オタクの街」を会場に再現して展示するという前代未聞の挑戦であったとのこと。その展覧会を日本に凱旋帰国させて展示しているようです。たしかにこの街は、西洋人にとっては世界でもっとも興味深い場所らしい。わたしも先日、フランス人画家を東京案内したが、「I’d like to go to AKIHABARA.」と盛んに言っていました。 行きたい度★★★★★ ○「創造のさなかに ただいま製作中!」 練馬区立美術館 2月19日~3月31日 現代美術はさっぱりわからない。とはよく言われることだけど、ハマッテしまうとこの世界は実に面白い。なぜ?と言われると「面白いから」としか答えられないわたしが悔しいけど、この現代美術のさまざまな局面をわかりやすく紹介する「現代美術の手法シリーズ」の第七回目らしい。今回は作家の構想から完成までの制作過程にスポットをあてて、創作の現場も公開するとのことです。 行きたい度★★★ てなところでしょうか。 わたしの好みからどうしても現代美術が中心になってしまってますが、「古きを暖め新しきを知る」ということもたしかに大切ですが、現代に生きているわたしたちのアートに接っしていったほうが、より今という時代をもっともっと深く知ることができ、またこれからの未来を予測することもできると思います。 今日はこのへんで!
by anoano21
| 2005-03-04 14:17
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